ダミアンレーンが制裁されて、引退の危機!?気になる現在の状況と、来日時期を考察してみた

最近は、日本の競馬界も外国人騎手を誘致するようになり、昭和・平成の頃と比べて
外国人が増えました。

一年中日本で活躍するルメールやデムーロ騎手が有名ですが、
他にも活躍する騎手がいます。

それが、ダミアン・レーン騎手です。

短気で来日して割と好成績を残していたのですが、そのレーン騎手がなんと
制裁されてしまいました。。

このまま引退してしまうのではないか?と心配するファンもいて、
真相はどうなのか探ってみました。

ダミアンレーンに制裁!

ダミアンレーンさんは、オーストラリア出身の騎手です。
生年月日は1994年2月6日で、今年30歳になります。

ダミアンと聞けば、現在大ヒット中の漫画「スパイファミリー」に登場する、
ダミアン・デズモンドを思い出します。笑
作者がダミアンレーンさんから名前を取ったのかどうかは知りませんが、
多分無関係です。

それで、そのダミアンレーンさんですが、東京4レースに出走した時、
イッツオンリーユーに騎乗した時、ムチの使い方が悪かったとして、
10万円の罰金を支払うことに。。

JRAではレース中に使用可能なムチをふるう回数が、5回までと
上限が決まっています。
おそらく、ダミアンレーン騎手は、勝ちたいために、焦って
ムチをたくさんふるってしまったのでしょう。

気持ちはわからなくもないですが、ダミアンさんも外国の競馬場とはいえ
ルールは熟知していたはず。
JRAはルールに厳しいので、制裁されてもしょうがないですね。

なお、過怠金(罰金)はだいたい1万円から10万円が多く、
悪質な場合は50万円も取られます。
それでも反省しない騎手は、騎乗停止など重い処分を下されます。

ダミアンレーン騎手は1年間も日本の競馬場で走ることを禁止されました。
免許停止期間は2023年6月14日から2024年6月13日までとなっており、
外国人騎手とはいえ、かなり厳しい処分ですね。

ダミアンレーンの現在

ダミアンレーン騎手は、30歳になった今もなお騎乗技術は衰えていません。

初めて重賞で勝利したのは、第41回新潟大賞典(GIII)です。
その後、第14回ヴィクトリアマイル(GI)を制覇しています。

また、第60回宝塚記念(GI)をリスグラシューで勝利しており、
地方競馬にも進出・重賞を制覇しています。

母国オーストラリアでも活躍しており、メールドグラースに騎乗して
G1を何回も優勝しました。

短期免許とはいえ、たびたび来日して、JRA通算100勝しているので、実力はあります。

また、日本ダービーをテン乗り(初めて騎乗すること)となるタスティエーラで勝利しました。
テン乗りでダービー制覇したのは、ダミアンレーン騎手をふくめて
4人しかいません。

オーストラリアも競馬が人気ですが、オセアニア地域出身の騎手で
ダービーとクラシック競走を制覇したのは、ダミアンさんだけです。
さすが、10歳の頃から乗馬していただけあり、馬の扱いは得意ですね。

ダミアンさんはツイッターのアカウントを所有しており、そこで
彼の近況を知ることが可能です。

とはいえ、ほぼすべてのツイートが英語なので、英語がわかる人でないと
何言ってるのかチンプンカンプンでしょう。笑
まあ、馬が走ってる映像をリポストしているので、公私ともに
競馬が好きなことが伝わってきます。

ダミアンレーンは引退する?

そんなダミアンさんですが、JRAから免許停止処分を食らったため、
「まさか、引退するのではないか?」と、競馬ファンから
心配する声があがっています。

しかし、本人の口から引退すると明言したことはありませんし、
JRAからも何も発表はありません。

まだダミアンさんは30歳と若いので、当分引退することは
無いといっていいですね。

ダミアンレーンが来日する時期

前述したように、ダミアンレーン騎手の免許停止処分が解けるのは
2024年6月13日です。

6月16日にマーメイドステークス(GⅢ)が開催することが決定しており、
さらに6月23日に宝塚記念(G1)が開催されます。

当然、ダミアンさんにとっても賞金金額が多いほうがやる気が出るはずなので、
宝塚記念に来日して、出走する可能性もありますね。
その時までに騎乗できる馬が見つかればいいのですが、ダミアンさんにとって
オーストラリアでちまちまと走っているよりも、JRAのレースに出走したほうが
効率よく稼げますから。

なにせ、日本の競馬は賞金金額・馬券の売り上げともに世界一なので、
ダミアンさんが来日したがるのも納得です。

どうりで、ルメール騎手やデムーロ騎手が日本語を熱心に勉強し、
定住してまで通年免許を取った理由がよくわかりますね。笑

まとめ

以上、実力は申し分ないのに、騎手免許をはく奪されてしまった
ツイてない騎手の、ダミアンレーンさんについて書いてみました。

本人にとっても、ファンにとっても1年も免許停止をくらったのは
納得いかなかったことでしょう。

しかし、今年になってようやく騎乗許可がおりたので、
またダービーを制覇した時みたいに、力強い騎乗を見せてくれるはずです。

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。