現役の頃から歯に衣着せぬ発言で、JRAやら競馬ファンに
攻撃的な発言を繰り返していた元騎手がいます。
それが、ファンから「源氏パイ」のあだ名をつけられている、
競馬界のご意見番こと、藤田伸二さんです。
なぜ源氏パイというあだなかというと、記者会見の時の髪型が
源氏パイそっくりだったので、名付けられました。笑
本人はこのあだなに不満のようで、ツイッターでも本音をぶちまけています。
そこで今回は、引退した今もなお色々な意味で世間を騒がせている
藤田伸二さんの近況を追ってみることにしました。
藤田伸二の現在
藤田伸二さんのプロフィールを簡単に紹介すると、
出身は北海道で、現役の頃所属していたのは栗東。
所属厩舎はフリーです。
デビュ―した次の年である1992年に、エリザベス女王杯に出走。
タケノベルベットに騎乗し、いきなりGIを勝利。
24歳の若さで日本ダービーに勝ちました。
これは史上2番目に若いので、ダービージョッキーとしてはすごいことです。
惜しまれつつも、2015年に現役引退しています。
そして現在、藤田さんは、バー「 favori (ファボリ)」のオーナーです。
bar favori (バーファボリ)の住所は、下記になります。
〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西5丁目 三条美松ビル
9階建てのビルで、1階に薬局があるので、わかりやすいですね。
このビルの2階に藤田さんの経営するお店があります。
若い頃から気性の激しい性格であった藤田伸二さんですが、
つい最近も、トラブルを起こしています。
札幌市で、ケンカの仲裁に入った人の髪を引っ張ったとして、
暴行の疑いで逮捕されてしまいました。
しかし、札幌区検察庁は不起訴を決定。
藤田さんも、もう52歳のいい年したおっさんですから、
暴力をふるうのはいただけませんね。
当時、酒でも飲んで気が大きくなっていたのでしょうか?
また、お笑い芸人の「粗品」を批判したりしています。
競馬好きとは聞いてるが…
金額まで伝えて稼いでる自慢…悲しい奴やな…
こう言う奴は嫌いだ
嫌われてもどうでもいいし知らんし…本物の人は何も言わなくていいんだよ!
俺みたいに50歳越えて守るものなけりゃ、今生きれる金があればいいんだよ!金なんて墓場まで持って行けないからな! https://t.co/66jbuXKR9n
— 藤田 伸二 (@FujitaOfficial) January 8, 2024
粗品さんが2,400万円馬券を的中し、全額寄付を発表。
被災者のために義援金を援助したところ、これに藤田さんが噛みついたのです。
名指しで批判された粗品さんは、すぐさまYouTubeのチャンネルで
反論動画を公開。
テロップに「藤田伸二」と入れているあたり、相当怒っているのが
伝わってきます。
このことがきっかけでツイッターは炎上し、一時期
ツイッターアカウントを閉鎖。
しかし、本人は納得いかないのか、また再開して
自身も寄付したとして反論しています。
ネットでもリアルでも大暴れしていて、ずいぶんと
血の気が多い男ですよね(笑)
普通の男性は、中年になったら落ち着くのですが
藤田伸二さんは現役の頃と同じか、それ以上に凶暴になっている
気さえします。
藤田伸二が経営する札幌バー
出典:グーグル
藤田伸二さんは、前述したとおり北海道は札幌市に
favori (ファボリ)を開いています。
故郷が札幌ということもあり、愛着があるためか、お店の場所は
北の大地にしたのでしょう。
プライベートではメチャクチャな印象のある藤田さんですが、
仕事では意外と(?)しっかりしています。
長髪にイレズミと、いかつい風貌にもかかわらず、
接客態度はまじめだと好評です。
来店した客と、競馬談義で盛り上がったり、札幌競馬場で
レースがあった日は、現役のジョッキーや調教師が
お店に来ることもあるのだとか。
店内の写真を見てみると、やはりまだ競馬に興味津々らしく、
現役の頃に乗っていた馬や、トロフィーが飾ってあります。
競馬ファンにとっては、昔活躍した藤田さんと競馬の話ができるのは、
感動ものでしょうね。
飲食店の開業資金は数百万円から1千万円はかかる場合が多いですが、
騎手は高収入の仕事なため、かなり貯金できたはず。
藤田さんが現役の頃、獲得賞金は400億円。
そのうち懐に入ったのが25億円という事です。
平均的なサラリーマンの生涯収入の、10倍以上を稼いでいたので、
お店をオープンする資金なんて、余裕で用意できたはず。
騎手時代、平均年収は7,000万円で、最も稼いだ年は
2009年の1億4062万円。
老後もケンカで刑務所に入らない限り、悠々自適な生活をおくれそうですね(笑)
藤田伸二の引退理由
藤田伸二さんが騎手を引退した理由をご存じでしょうか?
インタビューでは次のように話しています。
藤田氏は引退について改めてエージェント制度を挙げた。
レースにおける比重を「馬8、騎手2」という藤田氏は
「エージェント制によって、馬主とのいい関係が築けなくなくなり、
騎乗機会が減っていった。
腕は落ちていないのに『落ちぶれた』と言われる前にやめようと決断した」と明かした。
引用:https://www.tokyo-sports.co.jp
また、引退理由は他にもあります。
なんと藤田さんは動物アレルギーだったとのこと。
馬に触るだけでかゆみが止まらないらしく、現役の頃は
かなり苦労したようです。
野生児みたいな風貌とヤンチャぶりだったので、動物に触るのが苦手なのは
意外でした。
これじゃ、猫カフェにも行けないですね(笑)
藤田伸二と藤田菜七子の関係
今もっとも人気の女性騎手といえば、藤田菜七子さんを
あげるひとも多いはず。
同じ苗字なので、藤田伸二さんと菜七子さんが家族または親戚なのではないかと
誤解する人もいますね。
しかし、二人は家族でも親子でもなく、赤の他人です。
藤田菜七子さんが芸能事務所のホリプロに所属しているのが
気に入らないらしく、ツイッターで苦言を呈しています。
「あいつはJRAの客寄せパンダにしか見えない」と発言し、炎上。
菜七子ファンに嫌われてしまいました。。
また、藤田菜七子さんが女性騎手として勝利数が最多記録となった時には、
「そんな下らない記録なんて知らんわ!」と斬り捨てています。
見た目がDQNな藤田伸二さんにこんなことを言われたら、
20代の女子はビビってしまうのではないかと。笑
とはいえ、たとえ客寄せパンダだったとしても、女性騎手が増えれば
競馬場も華やかになりますし、菜七子さんを目指す女子も
増加するはずです。
実際、今年の競馬学校でも3人女子が入学してますし。
また、かわいい女の子を見るのが目当てとはいえ、入場者が増えたり
馬券を購入する人が増えれば、競馬業界も盛り上がって
いいことづくめではないでしょうか。
藤田伸二さんがそこまで考えて発言しているのか知りませんが、
藤田菜七子さんふくめ、現役の騎手や調教師には期待したいですね。
まとめ
以上、トラブルメーカーとして新聞沙汰にもなった、元トップジョッキーの
藤田伸二さんについて書いてみました。
ズケズケと物を言う性格なので、敵も増えますがその分
彼を慕うファンも増えることになるのは、明らかです。
テレビ番組などで、現役の騎手と対談させてみると
面白い映像が撮れるのではないかと予想します。
騎手を引退しても、札幌のバーに行けば藤田さんに会えるので、
ファンは行ってみると興奮すること間違いありません。笑
今後も、何かをやらかしそうな藤田さんには注目しておいたほうが
良さそうです。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。