最近はJRAに所属する騎手でも、男性に混じって勇ましい騎乗を見せつけてくれる
女性も増えてきました。
その中でも、最も勢いのあるのが、小林美駒さんではないかと話題になっています。
まだ18歳と若手ですが、その実力は高く、女性陣の中でもダントツではないかと
太鼓判を押すファンもいるほど。
そこで今回は、小林美駒騎手について騎乗技術と、スマホ騒動について振り返ってみました。
小林美駒騎手が上手い!
小林美駒さんは、まだ18歳とかなり若いのですが、その実力は折り紙付きです。
騎手デビューしてわずか2戦目で、ルメール騎手や横山和生騎手とゴール前の直線で
接戦を繰り広げるほど。
自分でも負けず嫌いな性格だと語っており、たとえ相手がトップジョッキーだろうと
先輩だろうと、物怖じしません。
残念ながら、そのレースで勝利することはなかったものの、美浦トレセンの関係者は
「将来が楽しみ」と語っているくらいです。
初めて芝のレースに出走した時もアンカツさんでさえ苦手だった、中山のマイル戦を
苦も無く疾走しています。
4キロ減で他の騎手よりも有利とはいえ、ペース配分も上手で、馬のことをよく考えています。
幼少期から新潟競馬場でポニーに騎乗するほど馬になれており、
新潟競馬場乗馬スポーツ少年団に在籍していた頃、ほぼ毎日乗馬センターで練習していました。
14歳の時には全国の騎手強化選手に選抜されるほど、騎乗が得意。
競馬学校の試験は競争が歯列で、受験者118人中、合格したのは小林美駒さんを含め
たったの8人でした。
また、競馬学校にいた頃、今村聖奈騎手と同じ厩舎にいたので、ライバルとして
切磋琢磨していました。
それから、横山武史さんは小林騎手と仲が良く、熱のこもった指導をしています。
なぜ二人は仲良しかというと、別に付き合っているわけではなく、エージェントが
同じだから。
同じトレーニングメニューをこなし、時には過去のレース映像を見ながら
横山武史さんが改善点を口出ししたりしています。
小林美駒がかわいい!
女性騎手の中でも、小林美駒さんは人気があります。
アンパンマンみたいな丸顔で、愛嬌があって可愛い部類だと思います。
個人的に女性騎手の中で一番可愛いと思うのは藤田菜七子騎手で、その次が
今村聖奈騎手ですね。
今年も競馬学校に女生徒が3人入学したので、デビューするのが待ち遠しいです。
小林美駒がスマホ使用発覚
騎手としての才能は問題ない小林美駒さんですが、以前問題を起こしています。
2023年4月23日の福島競馬で、スマートフォンを使用していたことがバレて、
30日間(開催10日間)騎乗できなくなりました。
この件に関して、本人はコメントを残しており
「ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません」と声明を発表。
反省していることがうかがえます。
スマホで何をしていたのか気になりますが、おそらく競馬のまとめサイトでも
見ていたか、友達とLINEでもしていたのでしょう。
小林美駒さんだけでなく、今村聖奈騎手や古川奈穂騎手など、若手騎手6人が
処分を受けています。
なぜ開催中にスマホを使用するのが禁止されているかというと、
騎手が外部と連絡を取れば八百長ができてしまうからです。
JRAはほとんどありませんが、地方競馬では八百長が起きているケースが
報告されています。
小林美駒さんも当時18歳と若く、競馬学校を卒業したばかりの小娘だったので
世間のことはよく知らないはず。
周りの大人が、競馬の知識だけでなく社会常識を教えてあげるべきでしたね。
小林美駒の出身
小林美駒さんは新潟県出身です。
近所に新潟競馬場があったので、幼い頃から馬と遊んでいたので
乗馬するのにも抵抗がなかったのでしょう。
所属先は美浦トレセンの鈴木伸尋厩舎です。
2005年3月19日生まれで、700人近くいる騎手の中で最年少と言えますね。
身長153cm・体重46.1キロと小柄で痩せ型の体型をしています。
というか、デブな騎手は見たことがありません。笑
厩舎の先輩で、津村明秀騎手や横山武史騎手が在籍しており、これだけ実績のある騎手が
周りにいて調教してもらえれば、騎乗技術が上達するのは当然ですね。
小林美駒の成績
小林美駒さんはまだ19歳で実践経験も少ないです。
そのため、通算勝利数はJRAが26勝・地方3勝にとどまっています。
重賞勝利数もゼロですが、今の時点で才能がないと見切りをつけるのは
早急すぎますね。
まとめ
女性騎手の中でも勢いのある、小林美駒騎手について書いてみました。
有名な女性騎手は今村聖奈さんや藤田菜七子さんがいますが、関係者の間では
彼女たちよりも小林さんのほうが伸びしろがあるという人もいるくらいです。
小林さん本人も今村さんをライバル視しており、インタビューでは
彼女を超えたいと発言しています。
最近は今村さんも藤田さんも落ち目なので、もしかしたら小林さんが
女性騎手の中でトップジョッキーになるかもしれません。
今後も、彼女の出走するレースは要注目ですね。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。