JRAの調教師として有名なのが、名伯楽として実績がある国枝栄さんです。
「牝馬の国枝」の異名を持ち、これまでに調教師として牝馬三冠達成や
秋華賞を制覇するなど、牝馬を育てるのが得意です。
それで今回の記事では、国枝栄さんがいつ引退するのか?
また国枝厩舎の特徴などについて調べてみました。
国枝栄の定年・引退時期
国枝栄さんは1955年4月14日生まれで、現在69歳。
「2026年2月に引退する」と本人の口から語っています。
JRAの調教師は70歳で定年が決まっていて、国枝さんの他にも
60代以上の調教師が15人以上います。
競馬界も高齢化の波が押し寄せており、実績がある調教師が一気に引退するのは
もったいない気がしますね。
メディアのインタビューで、引退したらどうするのかと聞かれ、国枝栄さんは
「息子も競馬に携わっているし、他にやることもないので、(競馬に)関わっていきたい」
と述べています。
息子がどれだけの名馬を調教できるのかは未知数ですが、国枝さんが生きている限り、
馬も息子も指導していくのは間違いないですね。
国枝厩舎の特徴
国枝栄さんが所属する馬の特徴としては、白いシャドーロールをしています。
なぜ目立つ色である白にしたのかというと、遠くから見ても
わかりやすいとのこと。
また、国枝厩舎に所属していた馬で有名なのが、下記になります。
国枝栄 種牡馬(芝)別単勝回収率
アーモンドアイ
ディープインパクト
ハーツクライ
キングカメハメハ
ロードカナロア
ルーラーシップ
エピファネイア
ドゥラメンテ
キズナ
モーリス
ノヴェリスト
どれも有名な馬ばかりですね。
国枝栄のG1成績
国枝さんは重賞でもかなりの勝ち星をあげています。
GIの勝利数は、なんと23勝!
重賞の通算勝利数は71勝もあります。
初めて重賞勝利したのは、1998年4月11日に開催された、中山11レース。
ダービー卿チャレンジ(G3)で、出走馬はブラックホークでした。
初めてG1出走したのが、1990年12月9日に開催された、中山11レース。
朝日杯(G1)で、出走馬はボードセイリングで12着と残念な結果に。
ようやくG1初勝利したのが、1999年12月19に中山11レースの
スプリンターズS(G1)になります。
出走馬はブラックホークでした。
G1で勝つまで9年かかっており、これだけ年月がかかったので、
国枝厩舎の人たちもかなりうれしかったはずです。
また、2010年にアパパネが牝馬三冠を獲得。
2018年にはアーモンドアイで2回目のの牝馬三冠を達成。
これまでにJRAの調教師で三冠を2回獲得したのは、国枝栄さんしかいません。
なお、2022年7月2日にJRA通算1000勝しており、まさに調教師になるために
生まれてきた男といっても過言ではありません。
勝ち馬は牝馬ばかりなので、メスの扱いがかなり上手なことがわかります。
人間のメスの扱いも上手かどうかは知りませんが、奥さんがいて
子供もいることが判明しています。
休日は奥さんとボウリングに行ったり、ゴルフをして楽しんでいるそうでせう。
また、自宅で懸垂をして体を鍛えたりもしているとのことで、
調教馬だけでなく、自分が強くなることにも余念がないですね。
まとめ
以上、調教師として有名な国枝栄さんについて書いてみました。
もうすぐ引退するので、競馬でやり残したことはないと思っていましたが、
まだやりたいことがあるそうです。
それは、武豊騎手とG1を勝つことで、
「引退する前に、ユタカとGIを勝ちたい。」と語っています。
その夢というか、目標が叶うかどうかは武豊騎手と牝馬、そして
国枝さんの調教次第ということになります。
本人はあまり目立ちたくないので、トップリーディングにはならなくてもいいと
言っているものの、G1制覇だけは成し遂げたいようです。
まだ1年残っているので、今年中に武豊&国枝コンビで勝利する可能性も残っています。
今後も、国枝厩舎からは目が離せませんね。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。