「女性版武豊」
「地方競馬のレジェンド」
など、数々の異名を持つ女性騎手がいます。
それが宮下瞳騎手であり、現役のジョッキーとして活躍中です。
そこで今回は、宮下瞳さんの若い頃と、なぜ一度引退したのに
また復帰したのかについて考察してみたいと思います。
宮下瞳騎手の成績
宮下瞳さんは、2024年現在46歳の騎手です。
主に地方競馬で騎乗しており、様々な記録を打ち立てています。
中央競馬ではほとんど騎乗しないものの、女性騎手として初めて
通算騎乗回数が1万回を突破!
さらに、1200勝と勝利数も多く、「女性版武豊」と呼ばれるのも
納得の行く数字ですね。
また、競馬を通じて日本の畜産業に貢献したとして
黄綬褒章を受章しています。
国からもトップジョッキーとして認められており、受賞したのは
女性騎手で宮下いません。
また、活躍の場は国内にとどまらず、韓国まで遠征しており、
釜山競馬場に出走。
重賞で勝利した経験はないものの、韓国の競馬界とも人脈を持っており、
厩務員などとSNSでやり取りしているそうです。
なお、宮下さんの旦那は元騎手で、引退後は韓国で厩務員をしています。
宮下瞳の若い頃
こちらは、宮下瞳さんが20代の頃の写真です。
今よりも若く見えますね。(当然ですが)
昔はかわいかったので、地方から中央に移籍していれば
藤田菜七子騎手や今村聖奈騎手のように、人気騎手になったのではないかと。
宮下瞳が復帰した理由
なぜ一度引退した宮下瞳さんは、復帰を目指したのでしょうか?
その理由は、子どもの一言がきっかけでした。
ある日、自宅に飾ってある宮下さんが騎乗している写真を見た子供が、
「この馬に乗ってるの誰?」と聞いてきたので、宮下さんが
「これはママだよ」と。
すると、子供が「ママが馬に乗る姿を見たい」と言ったのがきっかけで、
再び騎手に戻りたいと思ったそうです。
しかし、周囲の人間からは「子供もいるし、復帰は無理」だのと、
反対されたのだとか。
諦めきれない宮下さんは、夫に相談したら
「やってみればいい」と応援してもらえたのだとか。
それから決断した宮下さんは、厩務員として競馬の仕事を再開。
育児をしながら騎手免許の勉強をし、苦戦したものの
努力のかいあって試験に合格しました。
一度引退した騎手が復帰するのは珍しく、女性では
宮下瞳さんしかいません。
また競馬の世界に戻るとは本人も思っていなかったそうで、
心境の変化にびっくりしたそうです。
まるで、漫画「はじめの一歩」に登場する、伊達英二みたいな
復帰劇ですね。笑
漫画では結局世界王者になれなかったものの、後悔してなかった様子で、
宮下さんも騎手になれて喜んでいます。
まとめ
以上、女性騎手としてレジェンドの領域に達している
宮下瞳さんについて書いてみました。
現役で最高齢の騎手は60歳で、宮下さんも体力が続く限り
騎手を続けたいと語っています。
また、若手として台頭している藤田菜七子騎手や木之前葵騎手などとも
交流があり、競馬界を盛り上げたいそうです。
宮下さんは既婚者ですが、独身の女性騎手が増えたら
競馬ファンも増えるはずです。
今後も彼女たちの活躍に期待したいところですね。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。