かつて、JRAに所属していた騎手で、今は引退してしまった人がいます。
それが、小野次郎さんです。
地味で目立たない騎手などとも言われていますが、現在は
何をしているのでしょうか?
気になったので、小野さんが今何をしているのか
調べてみました。
小野次郎騎手の現在
小野二郎さんは、寿司職人で人間国宝として有名人です。
彼が経営する寿司屋には、アメリカ大統領のオバマも寿司を食べに来たくらいで、
国も認めるほど美味しい寿司を握ってくれます。
と、今回は寿司職人の方ではなくて、騎手の話でした。笑
小野次郎さんは、当初騎手として活躍していました。
日経賞(G2)など、重賞で勝利するものの、クセ馬を任されることが多くなり、
騎手を続けるのが嫌になったのか、あっさりと引退。
・・・する予定だったのですが、小野さんの嫁から反対されます。
確かに、調教師をやるよりも騎手を続けたほうが、家計を預かる身としては
そのまま現役続行でいてほしかったのでしょう。
それに、調教師は怪我の心配がないものの、勝てなければ
厩舎にお金が入ってこないし、厩務員や家族なども養っていけませんから。
まあ、騎手も勝利しないと収入が増えないのは事実ですが。
夫人の反対を押し切って、厩舎を開業したものの2011年3月は
東日本大震災があった年です。
地震の被害が大きく、競馬どころではなかったため、出費はかさむばかりで
収入はゼロが続きます。
苦しい日々が続き、悪いことは重なり、長男が不良になってしまいます。
なぜ悪ガキに育ってしまったかというと、騎手になりたかったものの、
身長が180cmもあるから騎手になれないためです。
モデルとか芸能人なら高身長は有利に働きますが、騎手となると
明らかに不利。
というか、減量するのも厳しいでしょう。
結果、騎手になるのを諦めてしまい、息子は大暴れ。
小野さんも相当苦労したようです。
小野次郎厩舎の管理場
小野次郎さんが管理していた馬で有名なのが、リュウノユキナです。
騎手は有名な柴田善臣氏で、最初は成績が悪かったものの
後に重賞で勝利するなど活躍。
柴田さんとタッグを組み、サウジアラビアへ遠征しましたが
重賞(G3)に出走するものの、6着と残念な結果に。
敗因は初めての海外出張に、リュウノユキナも神経質になっていたようです。
他に小野厩舎で有名な馬は、以下になります。
コーリンベリー
トーセンスーリヤ
シャインヴィットゥ
現在、他に30頭近くの馬を管理しています。
まとめ
サウジアラビアから帰国後、不良だった長男も大人しくなり、
小野厩舎で勤務することが決定。
親子そろって競馬場で見かける日もあります。
小野さんの夫人は50代の若さで亡くなってしまいましたが、
天国から親子と馬たちを応援してくれていることでしょう。
息子は騎手になれなかったものの、調教師として、名伯楽として
歴史に名を残すかもしれませんね。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。