大塚海渡騎手は下手だからパワハラされた?裁判で勝利するも、引退の可能性が浮上!?

競馬に落馬事故はつきものですが、怪我をしてそのまま引退してしまう騎手も
少なくありません。

また、競馬に限らずギャンブルやスポーツの世界では人間関係のトラブルが
絶えないのも事実。

一時期、パワハラ裁判で注目を集めた大塚海渡騎手も、調教師にパワハラされたとして
訴えています。

ではなぜ、大塚騎手は調教師を訴えたのか?

それから、長期離脱してこのまま引退してしまうのではないかと
競馬ファンから心配する声もあがっている始末。

その大塚騎手について今回は取り上げてみました。

大塚海渡騎手の現在

まず、結論から言いますと、大塚海渡さんは現役の騎手であり、引退していません。
まだ23歳と若いので、引退するような年でもないです。

しかし、騎手と怪我は切っても切れない関係にあり、なかでも気をつけたいのが
落馬事故です。

大塚さんは以前落馬事故を起こし、頭を強く打つ怪我をしています。
その事故に巻き込まれ、三浦皇成騎手と北村宏司騎手も巻き添えを食らい、
長期離脱を強いられています。

このことから、競馬ファンの間でも

「大塚海渡って騎乗が下手じゃね?」

「事故に巻き込まれた三浦皇成がかわいそう・・・」

といった声があがっています。

また、調教中に右膝を怪我するなど、トラブル続きであり治療するハメに。

あれだけ大きな事故にもかかわらず、本人の大塚騎手は痛みがなくなってきたとか。
本人も、「許容できる範囲ですね」と語っているので、引退するような
大怪我には至っていません。

その後、約1年4カ月ぶりのレースに復帰。
福島競馬第3レースで復活したものの、結果は9着に終わりました。

また、2024年03月時点でも出走するなど、ひと悶着あったものの
無事に騎手としての仕事を全うしています。

大塚海渡パワハラ裁判の結果


出典:アメブロ

競馬で落馬事故は珍しくないので、ニュースになっても
次の日には忘れている人もいる人が多いほどしょっちゅう起きています。

ところが、騎手が調教師を訴えるという、前代未聞の事態が起きたのは
記憶に新しいです。

大塚海渡さんは2019年3月に木村哲也氏の厩舎にいました。

大塚さんの父親は勢司和浩厩舎で調教助手をしていて、木村氏も
調教助手を努めていました。
また、大塚さんの父親は木村氏の先輩です。

年月が経過し、大塚海渡さんは木村氏が初めての師匠になりました。
顔も知りの関係なので、仲良くしていてもおかしくないのですが、
旧知の仲とはいえ、木村氏は厳しく指導します。

暴言・暴行があったと裁判で認定されており、木村氏が謝罪し
80万円の罰金を払うことで和解。
後に大塚さんは木村厩舎をやめてしまい、フリーになりました。

木村厩舎としても、レースで勝たないと賞金が入ってこないので、
必至になるのも理解できます。

しかし、訴えるくらいなので、鉄拳制裁をしたのは事実ですね。

とはいえ、競馬ファンの間でも大塚さんに同情する声は少なく、
落馬事故を起こすくらい下手なので、木村氏が厳しく指導するのも
当然という意見がちらほら。

落馬事故に巻き込まれた三浦皇成さんらからしてみれば、
「騎乗が下手な騎手を出すなよ」と、怒り心頭でしょう。

大塚海渡は下手なのか?

パワハラ裁判で有名になってしまった大塚海渡さんと、木村調教師。

大塚さんの2023年の騎乗数は0回。
リーディングも147位になっています。

また、本人自らヤングジョッキーを辞退するなど、馬主や調教師となにかトラブルが
あったのではないかと、心配する声も・・・。

関係者も、裁判を起こすようなトラブルメーカーを騎乗させたくないと
考えているのでしょうか?

あと、武豊とかルメール騎手みたいに、騎乗技術がプロ級なら依頼も来るでしょうが、
大塚さんは落馬事故を起こしています。
そのせいで、馬主からも自分の大事な持ち馬をお釈迦にされたくないと
考えているフシもあります。

大塚さんは、「ここ数年、他人との関わりを避けていたこともありました。」
とコメントを残しているのですが、人間関係につかれてしまったのでしょうか?

競馬ファンからは、「パワハラにあったのはかわいそうだけど、騎乗が下手」と、
厳しい評価も下されています。
あのような落馬事故を起こしてしまったので、このような評価をされてしまうのも
致し方ないかと。

騎手なら、いや男なら結果を出してアンチを見返すしかないですね。

大塚海渡は引退するのか?

裁判でも勝利したので、大塚さんがこのまま引退するとは考えづらいです。

とはいえ、これまでの成績は重賞の勝利数ゼロ。
通算勝利数も、中央が3勝、地方でも1勝しかしていません。

まだ20代なので、これで終わりだとは思いませんが、厳しい状況にあるのは事実。

大塚さんの同期は目覚ましい活躍をしており、重賞勝利した人も多いです。
同期には岩田望来騎手、亀田温心騎手、菅原明良騎手、団野大成騎手がいて、
大きく差をつけられています。

「ピンチはチャンス」とも言いますが、この劣勢からどうやって好転させるか
大塚さんの腕が試されていますね。

まとめ

以上、色々な意味で騒ぎを起こして有名になってしまった
大塚海渡騎手について取り上げてみました。

目標とする騎手はモレイラと言っていますが、モレイラのような成績を残せる日が
来るのでしょうか?

また、東京優駿で勝ち、ダービージョッキーになるのが目標だそうで、
調教を頑張らないと重賞で勝つのは難しいですね。

「元の明るい自分に戻れました」とインタビューで答えているので、
人間関係には恵まれなかったものの、これで終わる気はないようです。

仮に騎手として成績を残せなくても、厩務員として第二の人生を歩く道もあるので、
腐らず成長するのを期待したいと思います。