ルメールが日本で引退する可能性大!?G1、重賞成績などから今後の騎手人生について考察してみた

クリストフ・ルメール騎手が今年に入ってから重賞で勝利しておらず、
不調になっていると競馬ファンの間で話題になっています。

いったい、彼の身に何があったのでしょうか?

また、今後引退する可能性はあるのかなど、気になる将来についても
予想してみました。

ルメールが不調の原因

ルメール騎手といえば、競馬ファンなら知らない人はいないほどの
リーディングジョッキーです。

国籍はフランスで、1979年5月20日生まれの44歳。
当初母国のフランスで騎手をしていましたが、度々来日しては、レースに出走。
JRAが外国人も通年騎乗できるように許可してから、ルメール騎手は
活躍する舞台を日本に移し、本格的に活動しています。

その活躍ぶりはすさまじく、次々と重賞を制覇。
JRA騎手大賞(MVPみたいなやつ)を受賞しています。
2018年には勝率、勝利数、獲得賞金で1位を取るなど、3冠に輝いており、
競馬史に名を残す名騎手といっても過言ではないでしょう。

プロ野球で例えるなら、投手として最多勝利を取り、ホームラン王になった
大谷翔平くらいの偉業です。

年収は2億5千万円で、8年連続2億超えをキープしています。
2億以上稼いだことがある騎手は、武豊、戸崎圭太、デムーロなど
4人しかいません。

騎手の年収はピンキリですが、下は300万円からトップクラスになると
億を稼ぐのですから、夢のある職業ですね。

ちなみに、僕もルメール騎手と同い年ですが、年収は
10分の1以下です(苦笑
億万長者となると、タワマンに住んだり美味しいもの食べたり
高級車に乗ったりできるので、羽振りの良い生活をしていることでしょう。

うらやましいかぎりですね。

さて、ルメール騎手が今年ここまでJRAで重賞を勝てていない原因はなんでしょう?

ルメール騎手が最後にJRAの重賞を勝ったのは、2023年12月のチャンレンジカップ。
なんと、24連敗中という信じがたい成績です。

ちなみに昨年はフェブラリーステークスや重賞4勝、2022年も重賞5勝、
2021年は3勝だったが桜花賞(G1)を勝利しています。

当然、連敗続きについてはルメール騎手も自覚しており、
「今年は、日本で重賞を勝つことができてない」と理解しています。

しかし、「海外でたくさん自信を持てました」とサウジアラビアやドバイで
開催したレースでは勝利していることを語っています。

とはいえ、ライバルの川田将雅騎手でさえ連敗することはあるため、
関係者は心配していない様子。
5年連続リーディングジョッキーを務めるだけはありますね。

ルメール騎手が「やっぱりいい馬は必要ですし、運も必要ですね」と、
思わずぐちをこぼす時も。。

ルメール騎手は積極的に海外遠征をしていますが、 本人も話している通り
サウジアラビア、ドバイでの重賞制覇は大きな実績になりました。

その一方、例のウイルス騒動で、サウジアラビア帰国後に
ルメール夫妻は陽性となり、ゴタゴタしているのも事実。

今週の皐月賞で騎乗するイクイノックスについて「たぶん、今の僕が乗れる一番強い馬です」と話しています。

先日の桜花賞(G1)では12番人気のフォラブリューテに騎乗し
結果は14着。
トップジョッキーとは思えないほど、冴えない結果でした。

ルメールはG1未勝利

ルメール騎手は、2024年重賞勝ちがまだありません。

中山牝馬ステークス(G3)でも1番人気のフィアスプライドに騎乗していましたが、
結果は9着。
競馬ファンも『いい加減、そろそろ勝つだろう』と期待していましたが、
またも期待外れに終わってしまいました」

昨年はJRAだけでもG1・7勝を含む、重賞18勝と勝ち星を上げ続けたルメール騎手。
しかし、今年の重賞では1月から7回1番人気がありながら、
結果は2着4回、3着2回とパッとしません。

川田騎手に勝利数を抜かれてしまい、トップリーディングも停止状態に。

競馬ファンからは、以下の声があがっています。

競馬ファン
競馬ファン

ルメールってまだ重賞未勝利よね?
競馬ファン
競馬ファン

まるっきり別人なんだけど・・・

競馬ファン
競馬ファン

ルメール騎手はまだ冬眠中なのかな

このように、ファンの間でもルメール騎手の実力を疑問視する声が・・・。

また、最強馬イクイノックスが引退したことが原因ではないかと
推測する声もあがっています。

ルメールの重賞成績

ルメール騎手のG1成績は、以下の通りです。

2024年 出走14 勝利0
2023年 出走67 勝利18
2022年 出走55 勝利5
2021年 出走78 勝利17
2020年 出走64 勝利17
2019年 出走58 勝利16
2018年 出走68 勝利20
2017年 出走70 勝利14
2016年 出走72 勝利13
2015年 出走52 勝利9

まだ2024年は3月なのでこの数字だけを判断するのは時期尚早ですが、
勝利数ゼロなのは気になりますね・・・。

花粉症だから、まったく勝てていないのでしょうか(笑)

ルメールが乗った馬

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それでは、ルメール騎手がこれまでに騎乗した名馬について
見てみましょう。

・レガレイラ

・フィアスプライド

・イクイノックス

・ブレイディヴェーグ

・チェルヴィニア

・ドゥレッツァ

・ローシャムパーク

・ペリエール

・ジャスティンパレス

・スキルヴィング

・シュネルマイスター

・デルマソトガケ

・スルーセブンシーズ

・ヴェントヴォーチェ

・ファントムシーフ

・ソーヴァリアント

・スターズオンアース

・ステイフーリッシュ

・ダンシングプリンス

・ソングライン

・オーソリティ

いずれも、G1、G2、G3など重賞で勝利した名馬ばかり。

なかでも有名なのはイクイノックスで、競馬ファンも
あの力強く走る姿は、印象に残っているはず。

しかし、ルメール騎手が思い入れのある馬は
フィアスプライドとディヴァインプロポーションズだそうです。

「プライドはどこの国でも結果を残しました。
ディヴァインプロポーションズとともに僕が乗った牝馬の中ではベスト3に入る馬です」

出典:東スポ競馬

ルメールが日本で引退する時期

気がついたら、ルメール騎手も来日して10年。
競馬人生も、20年を超えてベテランの域に達しています。

競馬ファンがきになるのが、いつ頃引退するのかでしょう。
引退時期について、ルメール騎手はこのように語っています。

「私の騎手としてのキャリアは終盤に差し掛かっています。
あと10年乗るかもしれませんが、いつかフランスに帰るか日本にずっと住むか考えなくてはいけなくなる時が来ます」

出典:ぐりぐり君の個人馬主ブログ

ルメール騎手がいなくなったら、ファンとしては悲しいですが、
いつかいなくなる時が来ると思うと、さみしいですね。

ルメール騎手には子供が二人いて、京都の外国人専用学校に
通学しています。
男の子と女の子がいますが、「フランスに帰りたい」と言っており、
日本通のルメール騎手でも、子どもの感情を優先して
帰国してもおかしくありません。

JRAを引退後は、フランスのシャンティイ競馬場で
障害競走に出るかもしれません。

父親が騎手をしていた姿をみて、ルメール騎手もジョッキーになることを
志したのですから。

まとめ

今回は、トップジョッキーであるルメール騎手について
色々と気になる点を書いてみました。

「暑いのと、寒いのではどちらが好き?」という問いに
「暑い方だよ」と答えていたルメール騎手。

まだまだ寒い時期が続くので、本調子になるのは
7月頃でしょうか。
ルメールファンにとって、当分先に思えますが
それまで仕事を頑張って馬券を買うお金を貯めるか、
他の趣味を楽しむのもありですね。

それでは最後までお読みありがとうございました。